いつもとは違う場所で勉強してみよう!

今年度も第3回英検を受けてきたのですが、それを終えて感じたことがあります。

それが「もっといろいろな場所で勉強しておくほうがよかったかも」ということ。

入試でも同じですが、試験本番は普段のようにはいかないことがたくさんあります。

 

①知らない人がたくさんいる

これが一番大きな違いです。

普段私が勉強をしている場所は自分の家です。

そして、基本的に自分ひとりの時に勉強をしています。

なぜか。

家の中だと落ち着いて、リラックスしてできるから。

ひとりの時に勉強すると集中できるから。

でも、試験会場は受験者がいっぱい。

しかも知らない人だらけです。

自然とプレッシャーがかかり、普段のような落ち着きは保ちにくくなります。

 

②音が気になる

くしゃみや咳など、人間なのでだれでも出て当たり前のものですが、試験の場ではそれが気になったりします。

また、横の人が答案用紙に答えを記入している音や、プリントをめくる音でさえ気になります。

窓の外からは車やバイクの音、遠くで鳴っているパトカーのサイレン音、子どもたちのはしゃぎ声も聞こえてきます。

これらは今日もみんなが元気に生活をしているからこそ響く「生活音」です。

これを試験中にシャットアウトすることはできません。

 

③近くの人がやっぱり気になる

自分の世界に没入できるといいのですが、どうしても近くの人の動きには気が行ってしまいます。

解くスピードが速い人が近くにいると「えっ、もう次のページ?!自分まだここやのに…」のように不安になることもあります。

「焦らず、自分のペースを大事に」ということはみんな心得て試験に行くはず。

でも、勝負の本番ではなかなかそうはいかないことが多いです。

 

④自分より他の人のほうが賢く見える

「他人の芝生は青く見える」と似たような感じですね。

みんな自分より賢そうに見えることってとてもよくあります。

ただ座っているだけの人を見て「姿勢がよくてなんか賢そう」

使い古した問題集を使っている人を見て「めっちゃ勉強してきたんやろうな」

試験前にもかかわらず寝ている人を見て「うわぁ、もう余裕なんやろうなぁ」

 

 

試験本番はいろいろなことを感じます。

それは自分が普段勉強している場所と環境が大きく変わるからです。

じゃあそんな場面でも落ち着いているにはどうすればいいか。

「そんな環境に慣れておく」ということだと思います。

普段家で勉強している人は、図書館に行って勉強してみましょう。

よく行く近所の図書館もありですが、おうちの方に頼んで隣の市の図書館で勉強するなんて最高ではないでしょうか。

馴染みのない場所です。

知らない人がたくさんいます。

少し話し声が聞こえ、外からは車などの音も聞こえてくるでしょう。

こういう場所で時間制限をつけて過去問や問題集を解いてみましょう。

きっといつもとは違うものを感じると思います。

こういう工夫が勉強の質を高めます。

できることは全てやって試験当日を迎えましょう。