2024年始動!
2024年が始まりました。
「1年の計は元旦にあり。」とよく言われます。
この1年の目標や計画は年初めの元旦に立てましょう、という意味の言葉です。
何事も目標がないと頑張れませんし、計画が無いとスムーズに行えません。
目標も計画も、どちらも大切ですね。
【中学3年生のみなさん】
進路実現という目標があるみなさん。
早い人はもう来週に入学試験があります。
「1月は行ってしまう」と言われるように、あっという間に2月になります。
2月になれば私立入試、推薦入試、特色選抜入試、多部制入試と一気に入試に突入していきます。
そしてその入試本番モードを保ったまま3月に入り、公立高校一般入試になります。
いよいよ勝負の時が近づいています。
目標は明確にあるので、あとはそれに向けた計画です。
はっきり言って、もう「量の勝負」だと思いますよ。
1月、2月はとにかく追い込み、ラストスパートです。
どれだけ自分の遊びの時間を勉強に充てられるかで、最後の伸びが変わります。
いいですか、『受験生の学力は入試前日まで伸びる』のです。
このことを決して忘れてはいけません。
あなたが大逆転を起こすことは十分あり得るのです。
そして同時に、あなたが大逆転されてしまうことも十分あり得るのです。
どれだけ自分を追い込めるか、この1月、2月をどれだけ頑張るかで4月の自分が決まりますよ。
追い込みましょう。
やらないと伸びませんが、やれば絶対伸びます。
平日は学校から帰って来てからが勝負です。
何時に下校しますか?
何時から勉強を始め、何時までやりますか?
何時から何時まで晩ごはんとお風呂に使って、また何時から何時まで勉強しますか?
夜はどうしても眠たくなる人は朝早く起きての勉強をおすすめします。
【中学1、2年生のみなさん】
進路とか、受験とかまだわからない人がほとんどですよね。
それでいいのですよ。
「夢を持とう!」「目標を決めよう!」と言われることがあるでしょうが、それは無理矢理決めるものではありません。
「あそこに進学したいな」「こんな仕事がしたいな」「あんな人になりたいな」
自然と自分の内側から湧き出てくるものが「夢」や「目標」です。
だれかに決められるものでも、急いで見つけようと頑張るものでもありません。
だからこそ、そんなみなさんにアドバイスを2つします。
ひとつ目、目の前のことに思いっきり取り組んでください。
勉強、スポーツ、芸術活動、友だちと過ごす時間、遊び、そうじ、給食、家族との時間、何もかもです。
思いっきりやるからこそその本質がわかり、楽しさややり甲斐がわかります。
「これ、おもしろい!」「こんな仕事に興味がある!」「これが勉強できる高校行きたい!」
思いっきり取り組んでいると、いつか必ず自分が何かに対して持っている熱い気持ちに気づきます。
本気で取り組むことでしか得られない本気の感想、感覚、達成感などが、あなたの「夢」「目標」になっていきます。
ふたつ目は、与えられている勉強だけでいいので、自分の力でこつこつやっていくことです。
あなたには勉強の機会がたくさん与えられています。
毎日の学校での授業、宿題、ワーク、塾や家庭教師をしている人は、そこでの勉強や宿題。
テストが近くなると部活は休みになります。
テストの日は3時間で学校から帰宅して、家でたくさんの時間があります。
これらはあなたに与えらえれている「勉強の機会」です。
これらには責任を持って、しっかり取り組みましょう。
言いかえれば、これら以外は無理にしなくても大丈夫です。
勉強以外にもみなさんにはしなければいけないことがたくさんあります。
そちらへの頑張りが疎かになるといけません。
だから、与えられている勉強だけでいいので、目の前にあるものをしっかりやりましょう。
そうすることで学力は伸びていきます。
そして、いつか「よし、受験に向けて頑張ろう!」とあなたが受験勉強を開始したときの知的財産になっていきます。
中学校生活はマラソンと同じです。
全員が1年生の4月にスタートを切り、全員が3年生の3月に42kmのゴールテープを切ります。
毎日どれだけ進めるか。
どこでラストスパートをかけるか。
そのペースは人それぞれですが、着実にゴールに向けて毎日進んでいほしいです。
【小学5,6年生のみなさん】
学校の英語の授業は「なんかよくはわからんけど、聞こえるしテストでは点数がとれている」が大事です。
難しいことはどうでもいいです。
難しいことは中学校で勉強すればいいのです。
小学校で英語を勉強するときの大事な大事なアドバイスをひとつしておきますね。
「ALTの先生の顔とジェスチャーをよく見ること」です。
普段あなたが友だちと話をしているときを想像してみてください。
目をつぶって話を聞いたり、下を向いて会話をしたりしていませんよね。
お互いの目を見て話したり、動きをつけて表現しているはずです。
また、コミュニケーションは言葉だけで成立するものではありません。
うれしいときや楽しいときは笑顔になるし、悲しいときは涙も出ます。
腹が立っているときは目つきが怖くなるはず。
これはもちろん英語も同じ。
言葉と表情とジェスチャー、これらに注目できるようになれば相手の英語がもっと聞こえるようになりますよ。
学生のみなさん、どうかみなさんにとって実り多い1年になることを祈っています。
私も頑張ります!