授業リニューアル決定!(中3だけ)
現行の「Basicコース」と「Advanceコース」を廃止し、「文法コース」と「L&Rコース」を新設します。
文法コース…
現行の授業に近いですが、文法事項に特化します。これまでは教科書本文や重要表現なども扱ってきましたが、文法に徹底的に焦点を置きます。「基礎問題」「標準問題」「発展問題」をそれぞれの力や目標、克服課題に合わせてしつこく反復練習をし、強固な文法力を養います。高校入試を考えると必ず立ち向かわなければいけないのが長文ですが、長文は文法力あってこそ立ち向かえる相手です。長文読解力につなげるためにも、徹底した文法演習は必須になります。
L&Rコース…
Listening & Readingコースです。リスニング力と長文読解力を養成するコースです。リスニングはMP3プレーヤーを使って生徒がそれぞれのペースでひたすら英文を聞き、シャドーイングや音読を行います。長文読解では、ただ文章を読み、問題を解き、答え合わせをするというのではなく、時間をかけて精読を行います。講師自作の解説を見ながら長文を読み、生徒各自で単語や文法を整理していきます。そして、自分でしっかり理解ができた文章を何度も聞いて、シャドーイング、音読をすることで文法や単語の定着だけでなく、リスニング力も同時に鍛えていきます。
この年度途中の中途半端な時期に、入試を控えた3年生の授業をリニューアルするのには当然理由があります。
それは、長文とリスニングのトレーニングをしていない生徒が大半だからです。
トレーニング方法を知らないということが何より大きな要因でしょうが、「できなくてもしかたがない」とはなりません。
公立高校入試はリスニングと長文しかありません。
2学期から毎月のようにテストがありますが、長文が多くを占めるようになります。
つまり、そこで点が取れないと高い内申点も見込めなくなります。
苦しむ生徒が出てくることが目に見えているのに、こちらが何もサポートせずにいるわけにはいきません。
「区切りよく来年度からコースを分けよう」では、現3年生をサポートできません。
だから、この中途半端なタイミングではありますが、コースの改定を行います。
長文やリスニングは、並びかえや書きかえといった文法問題のようにパッとやってパッとおさらいができません。
時間をかけて丁寧に、しつこく行わないと力が伸びません。
1つの長文を精読し終えるのに1時間以上かかることもあるかもしれません。
私も先日とある1文がわからず、日本語訳を見ても「なぜそうなる?」となり、そのたった1文を理解するために45分かかりました。
これは極端な例ですが、このように自分で理解できるまでやり切ることが不可欠です。
不可欠なことなのに、多くの生徒はやっていません。
だから長文読解力が伸びません。
リスニングはひたすら聞いて聞いて聞いて、その文章を真似して発声していくことが必須です。
このときに聞く材料は「自分が読んで理解できる文章」に限ります。
自分が読んで理解できない文章をいくら聞いても、絶対に理解できるようにはなりません。
だからこそ、文章の精読は大事であり、その精読後の文章がリスニングの最高の教材になるのです。
そんなことを考えてリスニングを鍛えている生徒もほとんどいません。
だからリスニングが伸びません。
私にとっても大きな挑戦です。
お互い腹をくくって、半年後の入試に向けて鍛えていきませんか?
募集人数や時間、受講料等は「授業と料金(令和5年度)」をご覧ください。