中1、中2のみなさんへ
【中1のみなさんへ】
中学生になって初めての1学期が終了しました。
様々なことがあったでしょうが、夏休みも去年までのものとは全く違います。
勉強に部活に遊びにそれぞれバランスよく過ごしてくださいね。
英語の勉強に関してですが、単調直入に言うと、「1学期のテストが思うようにいかなかった」という人たち、全く大丈夫です。
教科書NEW CROWNを使っている中1でLesson3まで終了した人は、その学校の学習スピードは「予定通り」です。
予定通りではありますが、単語量、熟語量、文法量、複雑さ、「に、を、は」にあたる人称代名詞、その他もろもろ、
それらが4月、5月、6月でできるようになるなんて難しすぎます。
言ってしまっていいなら、声を大にして言いたいです。
「そんなん無理。」
去年もそうでしたが、1学期期末テストが終了してから、入塾に関しての問い合わせが増えています。
中には「小学生のときは英語が得意で大好きだったけど、入学してたった3ヶ月で自信を無くしてしまっている。」
こんな話も聞きました。
かわいそうに思います。
もしかしたらこれまで見たことがないような英語の点数だったのかもしれません。
でもね、
「大丈夫です!」
中1がこなせる量と簡単さではないのです。
あなたの英語力が低いわけではありません。
できている人はスーパーマンです!
もうそれぐらいのつもりで考えましょう!
だから、今回できなかったことを気にする必要はないのです。
ただし、9月が始まった段階ではできていないといけません。
7月半ばまでの期間では不可能に近いそれらの学習内容でも、夏休みを使って学習し直せば、絶対にできるようになります。
2周目の学習をしましょう。
素晴らしい夏休みのワークが宿題で出されているはずです。
それをじっくりやれば、きっと英語力が上がります。
9月新学期が始まると、すぐに夏休み明けのテストがあります。
1学期の学習内容のテストです。
そこで点数が取れたらいいのです。
そこを目指してください。
大丈夫です。
【中2のみなさんへ】
中1のみなさんに比べて、伝える内容はすごく短いです。
そして中1よりもっと切迫していることです。
それは「中1の学習内容を復習できるのはこの夏が最後」ということです。
be動詞と一般動詞、肯定文、否定文、疑問文の作り方、what, who, howなどの疑問詞の使い方、基本的な単語(特に動詞)
上記のことが不安定な人は、この夏休みで総復習してレベルアップさせるべきです。
なんなら自分で本屋さんに行って、薄くて安い問題集でいいので、1年生のものを買ってやってみましょう。
「3年生になってから頑張ろう!」ではかなりの確率で間に合いません。
「じゃあ今年の冬休みに!」も無理です。
2年生の2学期は凄まじい勢いで文法事項が増えます。
1学期は「接続詞when, if, because, that」と「to不定詞」のみでした。
2学期は「SVOO」「SVOC」「比較級」「最上級」「同等比較」「have to / don't have to」、もしかすると「現在完了形」も。
かなりの文法量です。
冬休みは1学期の学習内容も含めて、2年生の復習をすべきです。
だから、1年生の復習は本当にこの夏休みが最後だと自覚してほしいです。
1年生の内容を固めておかないと、夏休み明けからこれまで以上にしんどくなります。
そこに陥ってから這い上がることは、さらに時間と気合いと根性がいります。
しんどいですよ。
夏休みは学生の特権です。
世の中の学生以外はみんな5月や6月と変わらず8月も生活をしています。
「いい夏休みにしてくださいね!」とよく言われますが、それイコール「楽しいことだけしてね!」ではありません。
楽しいことをしたのなら、しんどいこともしてください。
しんどいことをしたのなら、楽しいこともしてください。
遊びほうけず、勉強もしっかりやる夏休みにしてください!