英検ライティング対策してますか?

2023年度もスタートし、第1回英検も少しずつ近づいてきています。

当塾生の中にも3級に挑戦する生徒が複数名いますが、Writing対策はしていますか?

 

英検は3級からWriting(英作文)が課されます。

Do you like going to festivals in summer?
Do you like eating in parks?
What do you like to do on Sunday mornings?

これらは2022年度の英検3級で実際に出題されたWriting問題です。

これらに自分で英語を書いて答えていくことになります。

このWritingですが、絶っっっっっ対に対策、練習が必要です。

その理由は主に2つです。

 

①Reading、 Listening、 Writing それぞれ配点は33.3%

「Writingができなくて、他のはよく出来たのに合格できなかった…」は、英検3級からのあるあるです。

英検の1次試験には全級でReading、 Listeningがあり、3級から Writingが追加されます。

3級で詳しく見てみると、Reading問題は30問、Listening問題は30問、Writing問題は1問です。

このように明らかに問題数が違うのですが、それぞれ配点割合は同じで、33.3%ずつです。

「ReadingとListeningにしぼって、Writingは無視!」としてしまうと、もうすでにその段階で満点は66.6%になります。

英検は合格点を公表していないのではっきりとはわからないのですが、一般的には70%以上は必要だとよく言われます。

66.6%では合格できません。

Writingでも点数が取れないと、英検は間違いなく不合格になるようにできています。

 

②当日ぶっつけ本番で書くのは至難の業

(1)自分がそう考える理由を2つ書くこと。(2)語数の目安は25~35語。

3級ではこのように条件がはっきりとつけられています。

英検のWritingはただ単に英語力を見るだけではありません。

結論があり、そう結論づける考えや理由を添えるという「論理的な展開」が必要になります。

これは練習をしないとできるようになるのは難しいです。

また、25語~35語というのも絶妙な語数で、英語が苦手な人には多い語数ですし、得意な人には少なすぎるのです。

つまり、苦手な人は自分の言いたいことを上手く肉付けしていく方法を身につけないといけませんし、

得意な人は無駄を削いで、精錬された文章にしていく練習が必要になります。

上位級である準1級や1級になると、帰国子女の人やネイティブの人でもこのWritingでは点数が伸びないことがよくあるそうです。

これは単に英語力を見ているからではなく、「論理的な展開」ということが重要視されていることの表れです。

 

今週から中学2年生、3年生のAdvanceコースでは英検3級のWriting練習を開始しています。

3年生の中には準2級の練習をしている生徒もいます。

元井英語塾オリジナルの「型」を使って、まずはその型に英語をはめていきます。

型にはまることは初期段階では本当に大事です。

初めて野球をする子供にアンダースローから教える指導者はいないと思います。

まずは上から投げてみて、それをたくさん練習して、そのあとその子供の個性に合わせて投げ方をアドバイスするはずです。

それと同じで、まずは型にはめてしっかり練習をしていきます。

講師の私が細かく添削をします。

 

英検本番まで1か月半ほどです。

ここからしっかり鍛えて、本番ではWritingが得点源になるように鍛えていきましょう!