寝返りと勉強返り
お笑い芸人ロザンの2人。
右側の宇治原さんはクイズ番組でよく見かけますね。
今回紹介したい話は、宇治原さんではなく、左側の菅(すが)さんです。
タイトルの「勉強返り」というのは、聞きなれない言葉だと思います。
これは菅さんが言っていた言葉です。
何年前のことでしょうか、きっと私がまだ学生時代のことだと思います。
新聞にロザンの2人が勉強法について語っていたページがあったのです。
宇治原さんは京都大学出身ということは有名な話です。
菅さんも公立大学である大阪府立大学に合格されていて、たくさん勉強して、たくさん努力をされた方です。
その菅さんの話の中に「勉強返り」というものがありました。
寝ているときに人間は自然と寝返りをうちます。
これはきっと寝ているその姿勢が苦しくなったり、もっと気持ちよく寝ることができる姿勢を探しているのだと思います。
これって勉強にも当てはめることができると思います。
自分のいつもの勉強場所、例えば机であったり、リビングであったり、そこでの勉強に集中できなくなったら、勉強しやすい環境に移動する、つまり「勉強返り」をするんです。
こたつで、ダイニングで、廊下で、玄関で、場所は自由です。
「あっ、この問題、玄関でやったやつと同じや!」と、学習場所から知識が蘇ることもありますよ。
すごくおもしろいと思いませんか?
私自身、毎日英語の音読をしているのですが、同じ文章を何度も読んでいると、途中から集中が切れることがあります。
そんなときはまず立って音読をします。
それでもイマイチなときは、場所を変えて音読をします。
日の当たる窓側、玄関、階段の踊り場、冷蔵庫の前など、どこで読むかは自由。
不思議ですが、それだけで集中力が戻ります。
環境はそれだけ大事ということですね。
「勉強返り」です。
集中が切れたら、是非一度試してみてください!