英検1級

2022年度第2回英検1級を受けてきました。

当たり前ですが、勉強をして受験をしないと合格できるような試験ではありません。
ブログも1カ月以上放置していましたが、その分勉強をしていました。

解答速報を見ましたが、まず間違いなく不合格です…。

得点率70%を目指していたのですが、届きませんでした。
60%でした。

たった半分ちょっとの正解率です。
これは低い。
「惜しかったーーー!」とも言えない結果です。

英語講師として情けない結果です。
「信頼」「英語力」「指導力」を自ら失墜させるこの結果。
そしてこれをブログに載せる。
「それってどうなの?」と思います、自分でも。

しかし、どのような結果であれ自分で受け止められるよう取り組んできました。

また、それを塾生にも伝えられるよう覚悟を持って勉強してきました。

勉強し始めた6月末は、単語や熟語問題は全滅。
長文は数問正解したとしても確信がなく、「これかな?」程度の読解力。
ライティングは全く書けない。
リスニングは勘。

20%ぐらい正解しましたが、実力でとった正解は5%ほどでした。
合格率なんて間違いなく「E判定」でしょう。

逃げたくなりましたが、今回逃げたら自分は一生頑張らない、英検1級に挑戦することもないと感じ、頑張ることを決心しました。

 

当日試験会場に行くと、とても驚いたことがありました。

それは、自分の親世代の方が多数受験されているということです。

英検1級は、すでに取得済みでも定期的に受験する、という方が一定数おられます。

私の左前におられた方は、きっと自分の父親より高齢です。
70才を優に越えた方だとお見受けしました。

スマホの英語学習アプリで勉強する人、ワイヤレスイヤホンで何かを聞いている人。

試験開始前の最後の勉強は、受験生全体としてかなりデジタルになっています。

そんな中、その方がメガネをおでこにかけて見られていたのは、くたくたになった単語帳らしきもの。
机上には昔ながらの緑色の鉛筆が2本。

その姿に背中をバチーンと叩かれ、「お前も頑張れ!」と勝手に激励された気でいました。

 

結果は残念でしたが、5%だった自分が60%までとれるようになったと前向きに考えられています。

70%を越えることができれば、一気に一次試験合格が見えてきます。

6月の自分では「お前が英検1級目指す??無理ムリwww」でした。

でも、今の自分なら「次は狙える!」「英検1級目指しています!」と言ってもおかしくないレベルまで来れたと感じています。

 

受験で有利になるため、自分に箔をつけるため、高い英語力証明のため、留学のため。

英検に限らず、TOEICやTOEFL、GTECなどを受験する人にはそれぞれの目的があります。

私は「自分に自信をつけるため」に、英検1級を目指しています。

合格できたら自分に少し自信が持てるようになると思うのです。


小学生、中学生、高校生、浪人生など、受験生のみなさんも勝負は1月~2月ですね。

私もみなさんに乗っかって、1月の勝負に向けて、また頑張ります!