音読してますか??

何年も前から感じていたことですが、CDプレーヤーが無い家庭が多いですよね。今は音楽はサブスクの時代です。スマホがあればそれで聞けるのです。だからCDプレーヤーが無くても、音楽を聞くことには全く困らない時代です。

だからだと思いますが、最近の英語の参考書にはCDがついていません。英検の過去問でも今はアプリをダウンロードして、そこから聞くようになっています。そして教科書もそうなのです。上の画像を見てもらえばわかるように、QRコードがついています。それを読み取ることで教科書の英語が聞けるようになっています。便利ですねー。

ただ、こんな便利なものを全く使っていない人が多いです!もったいない!数年前の中学生は、教科書の英語を聞くためにはCDが無いと聞けなかったのです。本屋さんで売っていましたが、当然ながら結構な値段がしたのです。だから学校でしか聞けないということが当たり前でした。

今はどうでしょう!?QRコードを読み取るだけです!無料です!使わない理由が無いです!

元井英語塾では、教科書の本文の音読練習もしています。実際にQRコードを読み取って、スピーカーから音声を常に流しながら一緒に読んでいます。定期テストで点数をとるために大切なことは、教科書をやり込むことです。教科書の本文は重要事項のオンパレードです。「テスト勉強=教科書のやり込み」と言っても間違いではありません。

本文を暗記することが目標ではありません。本文を英語らしくスラスラと読め、同時に内容も理解できることが目標です。その結果自然と暗記していることもありますが、暗記できているかどうかは重要ではありません。

そのためには、数多く読む必要があります。英語と日本語は語順が違うので、なおさら数が必要です。そして、それを間違った発音やリズムでしてしまうともったいないので、お手本のために、しっかり教科書の英語を聞くのです。

小学2年生と4年生の子どもが私にはいますが、まだひらがなも全部書く練習をしていないような小学1年生の段階から、毎日必ず宿題として今でも出続けているのが「教科書の本読み」です。しっかり読めているかどうか保護者の確認欄もあります。日本人が日本語で書かれたものを読むのでさえ、これだけくり返して音読練習をするのです。外国語である英語を音読無しで身につけるなんて不可能でしょう。

「家で聞いてますよ!」という塾生がいます。それだけが理由ではないでしょうが、あるとき「長文問題得意なんですよね。みんな時間がなかったとか教室で言っていたけど、普通に読み直しができる時間がありました」と言っていました。

音読はリスニング力のアップにもつながります。良いことしかありません。どうか積極的に音読練習をしてください!