「カード遊びで英語力なんて…」と思いますか?


元井英語塾では小学生の授業で3月末よりB.B.カードを導入しています。見た目はトランプとカルタが合体したようなもの。絵カード64枚、文字カード64枚。かわいらしく、そしてまたツッコミどころも満載な絵ばかりで、それを見ているだけで楽しいです。このカードを使ってビンゴをしたり、神経衰弱をしたり、百人一首をしたり、坊主めくりをしたり、ここでは書ききれないほどのたくさんのゲームができます。

「ゲームっておもしろいから生徒の食いつきはいいけど、実際それがただの遊びでしかなくて、本来の目的である英語力にはつながってないことって結構、いやかなりたくさんありますよね…」と思われる方もおられると思います。その考えはいい意味で完璧に裏切られます。

 

①『この絵カードは何でしょう?』
 「Betty Botter bought some butter.」
 『ベティーボッターちゃんが牛乳を買ったら?』
 「Betty Botter bought some milk.」

②『これは何でしょう?』
 「Happy Henry has gone to Hawaii.」
 『太郎くんが北海道に行ってしまったら?』
 「Taro has gone to Hokkaido.」


上の会話、「 」は小学5,6年生、『 』は私です。

 

B.B.カードでは遊びしかしません。確認テストもしませんし、「ほら、しっかり声出さないと!」というようなプレッシャーも何ひとつありません。遊び内での約束事は「聞けた言葉があれば、真似をして言ってみる」これだけです。わからないやつは言わなくていいです。遊びなので、ノープレッシャーです。

初めはほとんど聞き取れないし、何も言えないです。「ううう~うう~う」のような何語でもない唸り声のようなものだけが続くことがほとんどです。でも3回、4回とお手本を聞いていくと「今『cat』って言ったんちゃうん?」「あれ、『3』が出てきてなかった?」と、少しずつ聞けてくるようになります。「よく聞けましたね!その通りですよ!」とこちらから伝えられると、自分の耳に自信がついてきます。自信のついた小学生はもう無双状態に入ります。5回、6回、7回と数をしていく中で「今度は『cat』のあとに『hat』があった!」「『3』の前に『thirty』が絶対あった!『33』や!」とどんどん聞こえるようになってきます。そして「ううう~」→「cat」→「cat in a hat」と唸り声からどんどん英語を話すようになります。そして気付けば①②のような中学生で学習する文章を言えるようになっています。

ここまでたった2か月ほどのことです。すごくないですか?ただ英語を呪文のように暗記しているのではなく、主語を変えたり目的語を変えたりしても、それに合わせて言いかえができるようになっています。これはその英文をしっかり理解できている証拠です。

小6にもなれば、少し恥ずかしさや照れが出てきて、カードゲームなんかするのかなという不安があるかもしれませんが、「今日もカードするやんな?!」「先生もう今からやろうよ!」「小学校の自学ノートにB.B.カードの文章書いてみようかな!」と、かなり意欲的に取り組みます。とにかく飽きません。

英検3級程度の文章までが入っているB.B.カード。小学生のうちにそれらの文章が言えるようになっていたら、文章を書いていく中学生になったときに間違いなくスラスラと理解できます。

残り少ない小学校生活である6年生。楽しく英語で遊んで、高い英語力を自然と身につけませんか?小学5年生は今のうちからたくさんB.B.カードに触れておくと、小学校卒業時の英語力はかなりのものになっていますよ。

楽しく自然と英語力が身につくB.B.カード。是非一度体験しに来てください!生徒みんなで待っています!