立春

昨日2月3日は節分でした。節分と言えば豆まき、鬼退治、恵方巻などがすぐに浮かびますが、「季節を分ける日」だということも是非知っておいてほしいです。「季節を分ける」から節分です。つまり、今はもう春であるということです。

上の表を見てください。これは二十四節気と言われるものです。1年を太陽の動きや日数に合わせて24にわけたものであり、本日2月4日から「立春」の期間に入りました。次の「雨水」に入るのは2月19日だそうです。週間予報を見てもまだまだ寒そうです。「今夜から週末にかけては雪に注意してください。」と今朝の天気予報で言っていました。立春とはいえ、暖かくなるのはもう少し先のようですね。

まだ寒い日が続きそうな中ですが、生徒のみなさんたちからはもう来年度への意欲を感じることが最近多いです。中学3年生は入試が直前なので、嫌でも進路については常に考え、勉強も頑張っています。そんな中学3年生だけでなく、6月の英検5級初挑戦に向けて毎日家でも英語を頑張っている小学5年生。中学1年生1学期中間テストで100点をとるために単語テストや動詞の使い方を一生懸命勉強している小学6年生。「〇〇高校に本気で行きたいんですけど、どれぐらいの力がいりますか」「私は自分の進路についてはこんなふうに考えていますが、先生はどう思いますか」と進路について真剣に考えている中学1、2年生。「塾の授業が終わったあと、居残りするので補習してほしいです」と気合いの入っている塾生もちらほらいます。今の子たち、本当に逞しいです。よく考え、前向きに行動しています。

「なにも咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ」という言葉を聞いたことがありますか?今はなかなか結果が出ない時期かもしれません。入試直前の3年生からするとそれでは困るのでしょうが、この寒い時期にしっかり根っこを伸ばしておくと、2月10日来週に控えた私立高校入試で花が咲くかもしれません。その後の推薦入試や一般入試も同じです。今まさに頑張り時です。

寒い日々ですが、立春です。いくら寒いとはいえ、「春」という漢字を目にすると、桜や土筆、入学式や入社式などの光景が頭に浮かびませんか?期待に胸が膨らむのは私だけではないはずです。

それぞれが素晴らしい4月を過ごせるように、しっかりやれることを頑張っていきましょう。温かい春はもうすぐそこまで来ています。