10月突入!
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除されました。しかしまだまだ油断はできず、「いつも通りの生活が戻った」とは言えない日々が続いていくのだと思います。新規感染者数は減少していますが、今でも連日亡くなられる方が出ています。重症患者の方もおられます。日本中が以前苦しい状態です。私が携わっているのは「サービス業」ですが、「教育現場」でもあります。教育での状況も悲惨です。塾生に話を聞きますが、今年も運動会や体育大会は演目を大幅に削減しての午前中開催のみ、小学校では6学年一斉に集まることを避けるために、低学年、中学年、高学年と3つに分かれて時間差をつけて実施をされた、もしくはこれから実施されます。保護者の観覧も規制がされています。小中ともに修学旅行は秋に延期になっているため、まだ実施されていません。中学校の部活動新人戦は選手と学校の部活動関係職員のみで、保護者の方は誰ひとりとして観覧はできませんでした。運動部だけに限らず、美術部の部展や吹奏楽部のコンサート、コンクールなどにも大きな影響を与え、中には中止になってしまったものもあるのではないでしょうか。私も新人戦の応援に行きたかったです。
全ては命を守るためです。何よりも大切な命。一番大切にされなければいけないのは、間違いなくみんなの命。
わかっています。頭ではわかっています。でも、頭と心が必ずしも一致しない、くっつかないのが思春期ならではなのだと私は自分のこれまでの経験を通して感じています。特に中3なんて。
「親や先生の言っていることが当然で、自分が間違っているってわかっているのに、素直に認められなくて、それどころか反抗的なことをしてしまう。」とか、「夢や目標があって、それに向かって頑張りたいって思っているのに、なぜか行動には移せない。」とか。学校は友達がたくさんいて、にぎやかだから感じないけど、家でお風呂に入っているときや、電気を消して布団に入ったときに、ふと不安や孤独を感じたり。思春期の悩ましい部分ではありますが、同時にそれこそ青春だ、若さだとも思います。
10月です。秋を感じる気候にもなりました。小学6年生や中学3年生のみなさんには、「卒業」というものがどんどん近づいてきます。まだまだ我慢の多い学校生活かもしれませんが、そんな中でも楽しいことややり甲斐を見つけ、どうか充実した学校生活を送ってください。「掃除、あいさつ、部活、宿題、授業態度、言葉遣いなど、毎日目の前にあることをしっかり大切にする。そうすることで自然と力が伸びるし、生活に張りが出るし、充実感のある日々が送れる。」これは私の先輩が話されていた言葉です。
「CORONAVIRUS DISEASE 2019」略してCOVIDー19。もうすぐ2年になろうとしています。この間にたくさんの大切なものがなくなってしまいましたので、コロナが終息したからといって全てが元通りになるなんてことは絶対ありませんが、少しでも早く子どもたちの元気な声が響き渡る学校生活が戻ることを祈っています。
10月もみなさんそれぞれのペースで頑張りましょう!私も頑張ります!