社会はだれかの仕事でできている
これは缶コーヒーのテレビCMで流れていたキャッチコピーです。
かなり有名なものなので聞いたことがある人もたくさんいると思いますが、きっとその人たちは大人の方々でしょう。
10年以上前の2014年にできたキャッチコピーのようです。
私はこれが大好きです。
今私はコーヒーを飲みながらこのブログを書いていますが、このコーヒーもたくさんの人たちのおかげで飲めています。
コーヒー豆を作ってくれた人、水道管を家まで引いてくれた人、蛇口から出てくるきれいな水を作ってくれる人、コップを作ってくれた人、電気ポットを作ってくれた人、電気を家まで引いてくれた人、その他にもたくさんの人がかかわってくれたからこそ、こうやっておいしいコーヒーが飲めています。
私は20年以上英語を指導しており、たくさんの子どもたちを見てきました。
中学3年生までを指導していますので、15才で彼らとはさようならになります。
風のうわさやSNSで彼らの近況を知ったりすると、みんなかっこよくなっています。
アイドルが大好きだったあの女の子が歯科衛生士に。
サッカー部で元気いっぱいだったあの男の子が建築会社を立ち上げて社長に。
あの子が警察官に、教師に、美容師に、お肉屋さんに、電気工事士に、看護師に、鳶職人に、保育士に、自動車販売の営業マンに。
15才のかわいい男子女子だった彼らが今ではこうやって仕事をしています。
「世界はだれかの仕事でできている」
彼らみんながその「だれか」のひとりとして社会で活躍しています。
本当にかっこいいです。
「なんで勉強しないといけないの?」
これはきっとみんなが一度は抱く疑問です。
その意味や意義はそれぞれが自分で見出すものであり、答えもひとつではなくたくさんあるでしょう。
その答えのひとつとして「世界はだれかの仕事でできている」の「だれか」になるため、というのもあるでしょう。
仕事をする、働くということは、お金を稼ぐということでもあります。
そのお金は自分たちが働いた対価としてもらえるものですが、これは相手からの「ありがとう」という感謝の対価だと私は考えています。
生徒たちにも「みんなのお父さんお母さんは毎日仕事をされているけど、それはだれかを幸せにして、感謝されているのですよ。その『ありがとう』の気持ちをこめて、お金、給料をもらえているのです。みんなのお父さんやお母さんってすごいですよね。かっこいいですよね。」と話すことがあります。
自分がだれかのためになる。
自分がだれかの生活を便利で豊かにする。
自分がだれかを幸せにする。
その力を手に入れるために勉強をする。
これも「なんで勉強しないといけないの?」の答えのひとつではないでしょうか。
新学年スタートですね。
たくさんの力を身につけて、今の子どもたちもかっこいい大人に成長してくれることを願っています。
私も彼らに負けないように頑張ろう!